今年、青森に行ってから、土偶や埴輪、古墳に注目が行く。羊毛フェルトでもそのあたりのグッズを作っていて、一度行ってみたいと思っていた。インスタでハッシュタグ「#古墳グッズ」を眺めるのはかなり楽しい。
そして百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に認定されたと聞き、人が多くなってしまうと思ったけれど、やっぱり一度行っておきたくて、でも少し遠出になってしまうためめんどくさいとも思っていて、なかなか足が向かなかったのだけれど、FBで知り合いの人がイベントを立ち上げていた為、「行くか」と重い腰をあげることになった。
準備は前日。前夜に古墳ブローチのことを思い出す。絶対につけていかねばならぬ。
予想通りみんなの視線を釘付けにすることになった。三国ヶ丘の駅員さんに乗り換え方法について聞いたとき、去り際に「素敵なブローチですね」と声をかけられた。ナイス駅員さん!すぐにFBにエピソードをアップし、「いいね」やコメントがたくさんつく(とはいっても15個くらい)のを眺め、私の承認欲求は満たされた。でも承認されなかったとしても、自分のミッション感覚があるので、自己満足で走り切れるぞ。
総勢20名少しのチームで6時間半の集団行動。久しぶりすぎて「わたし、できるのか?」と思ったけれど、そこは大人の集まりで、強く縛り付けることもなく、大きくそれることもなく、程よく進んでいった。
イベントのテーマは「堺の町歩き」だったのだけれど、行った場所は、仁徳天皇陵古墳(とその周辺の古墳眺め)、大山公園・庭園、堺市博物館、千利休屋敷跡、さかい利晶の社(千利休と与謝野晶子)、与謝野晶子生家跡、堺伝統産業会館(有名な堺包丁などを見る)だった。個人的にどうしても行きたかった「カフェiroha」。手作りグッズがあるのだけれど、お昼を利用して行くことができてよかった。ミニ埴輪を買った。
正直、仁徳天皇陵は地上の正面から見るだけなので、なかなかよくわからない部分もあったのだけれど、説明などを聞いて創建当初の形などを思い浮かべると、興味が湧く。今、元の姿に戻すとどんな感じになるのだろう。いや、今の緑に覆われているほうがいいのか。
久しぶりに歩きすぎてしまった。
夜はぐっすりと眠れたのでした。ハニワ。