歌、梅、花粉

神戸案内


ここ数週間、「うたみくじ」なるものを作る為、試行錯誤していた。このHPを見て分かるように、完璧度80点(及第ライン)という結果にはなったけれど、とりあえずは「できた」。

本来は日常使いができるようアプリで作りたかったので、素人でも(ほぼ)無料でできる方法(例えはWordpressを使ってHPが作れるように)はないものかとGoogle先生に聞いてみたけれど、2022年現在では、日本の環境においては少し難しそうだな、という結論になった。ただ、きっと数年先にはアプリの無料テンプレートができて、サーバー的、アカウント的な契約だけでアプリも作れるようになるだろう。きっと。

うたみくじを最初思いついたとき「すごいアイデアだ!」と思ったのだけれど、調べてみると歴史は古い。そう、おみくじはまさしく歌だった。いつもお正月に引いているではないか、だから連想したんじゃないか、と。

そんな突っ込みを自分でしつつ、とはいえオリジナルで作るうたみくじ、というのも楽しそうだったので作ってみた。著作権があるものは無理なので、とりあえず自分が作った歌で、そして、万葉数や古今集などの歌でも作ってみたい。漢詩的なものもいいのかもしれない。ごちゃまぜ。

占いをやっていたせいか、最初はやや占いより(タロットのような、テーマありきのような)の文章になっていたのだけれど、神社HPのおみくじページを見てみると、いわゆる伝統的な「おみくじ」は吉凶を占う為、良し悪しをはっきりと言い切る形のものが多く、少し修正が必要だった。まあ、どちらでもよいのかもしれない。

昨年末に応募した歌会始めの歌、その後何も連絡がないので落選したのだろう。ここで公開をしておこう。テーマは「窓」。

窓開けて木立の上の高き月 数多あまたの眠りまあるく照らす

お正月に実家に帰省したとき、家の窓から見える一本の木が、まさしくこの歌を詠んだ時にイメージした木だったので驚いた。無意識のうちに記憶に刻まれていたのかもしれない。母曰く、どうも中国のほうからきた木らしい。すごく特徴的で、細く、高く、印象的な木。

そして昨年から検討していた短歌の教室(サークルのようなもの?)にも初参加をしてきて、勉強にもなったし楽しかった。やはり「先生」がいるというのは学びが大きい。また一人で作る良さもあれば、他者と会話をしながら作るよさもある。

少し前、西日本一と言われる「綾部山梅林」に行ってきた。まだ一分咲きとのことだったけれど、人込みを避ける為平日に行ける日はその日しかなかった為、結構。まだ数えるほどしか咲いていなかったけれど、今年初めての梅見ができた。








少しずつ花粉が近づいている予感がしたけれど、今日、いよいよその時が来た、と確認。しばらく我慢の時期。

タイトルとURLをコピーしました