立春

日々是好日(dairy)
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今回初めて知ったのだけれど、立春は日付が固定されているわけではないようで、今年は2月3日だったらしい。気づいたときは3日だったので、今年は豆まきもしていない(いや、かなり長い期間していない)。

そんな立春が明けた週末を過ごしているわけだけれど、変化感がものすごく、興味深い。しばらく雨やら何やらで山歩きから遠ざかっていたのだけれど、先週からまた歩き始めた。だけれども、短い道のりにもかかわらず先週はかなり苦しく体力の低下に驚いたものなのだけれど、今週は快調な歩みだった。「体が慣れた」というのもあるかもしれないけれど、暖かくなったのがかなり影響しているように思う。あと、日の出も早くなった。

早朝に出発しているのだけれど、歩いていると太陽を感じる。朝はまだ空も薄曇りだけれど以前に比べるとぐっと明るくなった。山の中に入ると少し寒さが戻ってくるけれど、気持ちのよい「冷え」で、山の中のシンとした静けさと相まって身が引き締まる。そして久しぶりに流れる汗と出会った。数か月ぶりの出会い。汗腺、生きてたね。

とりあえずのマイ頂上(自分で決めた頂上)について一服をするのだけれど、寒いときはあまり長居もできなかった。だけど今週は違う。ゆっくりと紅茶を味わう。空と雲の境目が分からないくらい白と薄い水色の混ざったような風景が眼前に広がる。でも写真を撮ると境目がくっきりと現れる不思議。








そして梅の花が咲いている。紅梅と白梅。まだ本数は少ないけれどしっかりと花開いていた。本数が少ないからか近くに寄っても香りは匂ってこない。いや、うっすらと香っているような気もするけれど気のせいかもしれない。ふと、京都の御苑の梅を思い出した。もうあちらも咲いているのだろうか。そんな思いが頭をかすめたが、その後「ああ、道真公もこんな気持ちだったのかもしれない」と遠い時代に想いを馳せる。匂ひおこせよ梅の花。












帰宅時には空にしっかりと太陽が昇り、だいぶんと暖かくなっている。歩みも快調だ。気持ちが良い。そして太陽の力というのを改めて実感した。これだけ心身に影響を与える太陽。西洋占星術を学ぶ場合、多くは太陽星座から入っていき、その後より深く、多方面に拡がっていく。だけれども、最後はやはり太陽に戻ってくるのかもしれない。それくらい太陽の力は大きい。そう考えてみると、私にとって太陽星座である双子座はやはり重要な星座なのだろう。牡牛に留まっていてはいけない。まあ、時代は風の時代のようなので(笑)、時代とも合致している。

ポケ森で旧正月フェアをやっていたので知ったのだけれど、今年は2月12日からのようだ。祝いたい気持ちがよく分かる。もしかしたら旧暦に合わせて行動することは適切なのかもしれない。

先日あるひとつの区切りをつけたのだけれど、これもまた季節の移り変わりと関係があるのかもしれない。次へ移っていくときなのだろう。

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