空っぽまであと少し

日々是好日(dairy)


大型の家具たちが、いくつか部屋から無くなった。

ベッド
ローテーブル
大きな棚

ローテーブルと棚は、もう20年以上使っていたものだろうか。
棚は、大学卒業のときに友人からもらったもので、とても重宝した。

部屋ががらんとしている。
残ったのは、パソコン机と布団と洋服掛け。あとは神棚と小さなものが細々と。

久しぶりにベッドのない生活。
瞑想コースで慣れていたと思っていたが、全然違う。
床が低くてびっくりした。
そして、背中が硬かった。ベッドのクッションは身体に優しさをもたらしていたのだということを、今になり理解した。でも、きっとすぐに慣れるだろう。

ご飯をどこで食べようか。乳がん事件以来、手料理をすることが多くなっている。
パソコン机でもいいけれど、味気ない。
床にそのまま置いてもいいけれど、お行儀的にどうだろう。姿勢も悪くなるし、腰も痛そう。
お盆を使うといいかもしれない、と思ったけれど、まだ見つけられていない。
そういえば、と思い出したのは、以前は廃棄した机とセットになっていた折りたたみ椅子1脚。ちょうどいい。これだと使わないときにたためるではないか。

今日、はじめて食してみたけれど、床にぺたんと座るといい高さ。

神棚は、以前よりは規模を縮小。揃えていったいろいろなものは、今はもう無い。さすがに床に直置きはどうだろう、と思い、こちらも考える。プロジェクターを買ったときについてきた三脚セットが、台もついていてぴったりではないか。今まで使い道がなかったけれど、ここにきて出番がやってきた。そしてセットをしてみると、三脚の上に神棚が乗っている、人によっては罰当たりと思われるかもしれないけれど、なんともしっくりときていた。

大型ごみが多すぎて、持っていってくれないんじゃないかと思ったけれど、今朝30分かけて運び出した家具は、戻ってみたら無事無くなっていた。

ひろびろと、がらんとした部屋。でもまだいろいろなものが残っている。
もう少し整理整頓してみようか。そろそろ生活を進めていこうか。

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