神戸の山とわたしの日常

神戸案内
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今日は天気がよくて、予定通り朝山を歩いてきた。
近くに私程度でも登れる山(200~300メートル級)があるというのは、ここに引っ越してよかったと感じたことのひとつで、最近は山道の徐々に覚えてきたので、朝軽く歩いてからその後の活動をしている。








先日は、友人に「須磨アルプス」というところに連れていってもらった。最寄りの塩屋駅から、いくつかの山々を歩き、最後「馬の背」を歩くコースだ。六甲縦走のスタート地点に近いので、そういった意味では有名らしい。馬の背を超えたあとも、延々とコースは続くのだけれど、私の体力と気力の為、そのあとは下山をした。








ひとりで登る山は気軽でいい。好きなときに、好きなペースで歩くことができ、引き返すのも辞め時を決めるのも自由だ。一方で人と一緒に上る山もいい。自分一人では行かない、行けない場所にいくことができる。歩きながら色々な話をしたり、近くの散策をしたり、ご飯を食べたり、お菓子を食べたり、そういった楽しみもある。決して登山家というタイプでもない私だけれど、無職の期間に大文字山に再び登り始めたことがきっかけで、最近はけっこう必需品のポジションにある。歩く前は少し億劫な気持ちになるときもあるけれど、歩きはじめたら爽快で、歩き終わったらいろいろとすっきりしている。




またある日は、当日にふと思い立ち「五色塚古墳」というところに行ってみた。神戸市最大の前方後円墳らしく、見ごたえがあった。三段構造らしく、一番上まで登ると淡路島がよく見えた。隣にある「小壺古墳」というのも、まあるい緑の丘のような場所になっていて、可愛らしかった。








そんな日常ではあるのだけれど、なぜか最近お菓子作りをすることが多い。毎日お弁当を作っているからなのかもしれないけれど、近くに娯楽が少ないから家で娯楽をしているのかもしれない。図書館でレシピ本を借りてきて、私でもできそうな簡単なものを見つけ、手があいたときに取り組んでいる。ヨーグルト入りのパウンドケーキは予想以上に美味しくて、2回も作ってしまった。昨日は雨降りだったので、パンナコッタとカッサータというものを作ってみたのだけれど、特にカッサータが美味しかった。絹豆腐入り。美味しい。




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そんな毎日。今日、山歩きに向かう前の道すがら海から登る太陽とその道筋を目にしたとき、これが私の人生なのだな、という想いが湧きあがってきた。それは特に重い、強い意味をもつ言葉ではなく、ただそうなのだな、というのが突如現れた感じで、まあ何を言っているのかはよくわからないのだけれど、記録として。








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