『ふたつの島とボート』のその後(1年間の振り返り)

ナラティヴ ・カフェ
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緊急事態宣言が出た。そしてなんとなく1年前のことを思い出してしまった。ちょうど最終勤務日の直前に宣言が出て、仕事が終わったらやろうと思っていたこともできず、ただ「日々を過ごして」いたあの日々。

ふたつの島とボート

ちょうど去年の2月のブログだった。今読み返してみると、すごいなあ、と感嘆してしまう。ものの見事に描かれており、そしてその後辿った私の道のりの伏線のようになっているかのようでもあり。

4月~7月のブログを久しぶりに読み返してみた。特に4月~6月は、どこにも行ける場所がなくて、ただただ日々を過ごしていたらしい。御飯も作っていたのか。お菓子も作っていたのか。瞑想もしていたのか。

今の布石になっているようなこともあれば、瞑想はすっかり辞めてしまったな、とも思ったり。だけどあれほど通い詰めていた図書館について書いているブログがなかった。なぜなのだろう。本をテーマにしたものはあったのだけれど。

退職後、すぐにコーヒーが飲めなくなって、はちみつ豆乳を飲んでいたらしい。確かそのあと再びコーヒーを美味しく感じるようになったと思うのだけれど、今は自宅ではカフェインレスのコーヒーになっている。

去年の4月~7月。それはもう圧倒的に貴重な時間で、スタート地点で最終地点でもあるような、そんな時間だったように思う。そのときの経験は確実に今に繋がっているのだけれど、まったく同じというわけにはいかない。でもいつか、またあのような時間を過ごしたい、という憧憬は、これからも多分ずっと続いていくような気がする。

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