2021 お正月

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ぜんざいを作ってみた


今年はコロナのこともあり、地元へ帰省しないお正月。これはこれで思い出に残るお正月になったのではないかな、と思う。








不精をしてライブラリにてまとめ。年末年始は大寒波が到来すると聞いていただのだけれどそれほど寒くもなく天気も良く。だけど実家はお正月の朝から冬景色だったらしく、それはそれでいいなと思う。

2021年をこうやって一人で迎えたのだけれど、初めて過ごす土地での初めてのお正月は新鮮。本当は山上から日の出の瞬間を見ようとも思ったのだけれど、やはり起きれず地上から眺める。今年は雲が多く、その隙間から赤い、オレンジの光が漏れ出てくるような初日の出だったのだけれど、海岸線に並んで朝日を見つめたり写真をとっている人たちの列に紛れながらその様子を眺めた。お正月って感じがする。これが、ここのお正月なのか。

日々雲や空を見つめていると、色や形などの移り変わりを否応が無しに感じてしまう。雲一つない日の朝日は美しいけれども、最近は曇り空の際に生まれる空と海の境目の、青、紫の静かな深いグラデーションにも心奪われる。見上げると雲一つない空が広がっていて、月がくっきりと見える朝もある。なるほど太陽との位置関係を考え、「ああだからこういった形の月なんだ」と小学校の理科を思い出す。理解しやすい。あまりにも美しい景色なので「それを切り取りたい」という欲求が生まれるのだけれど、写真もうまく撮れないし、パステル画も試みたけれどもうまくいかなかった。こちら方面の才能なし…。でも描かずにはいられないほどの美しさなので、多分また描くのだろうと思う。そのうち少しは上手になるだろうか。

今日は零下の刺さるような空気の中、山歩きをしてきた。山頂から見る景色は透き通った冬の空気をまとっていて、心静かになる。あまりにも寒すぎたので何年かぶりのフードを被って帰宅の途につく。シャワーを浴びても手の感覚はなかなか戻ってはこない。

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