商売繁盛

日々是好日(dairy)


家に保管している本は、もうかなり少なくなったのだけれども、それでも一定数は常に存在している。数か月、もしくは年単位で見直し、もう既に自分の中での旬ではなくなったものについては、アマゾンに出品したり、古本屋さんにもっていったり、興味がありそうな人がいたら差し上げたりしいているのだけれど、あいにく私の周りには、興味を同じくする人が少ない為、前者のほうが多くなる。

大学院を修了し、その勉学の為に購入した本をどうしようか、長く迷っていた。明らかにもう読まないものはすぐに次に回していったが、「いつか読むかもしれない」という中途半端な本は、しばらく持っておくことにした。そして昨日、いよいよそれらの本の半分くらいを、再度次へ回すべく、出品作業を進めた次第である。

手間賃も含め、古本屋へもっていったほうがいい本は案外少なく、もし設定した金額で売れるならば、けっこうな高値である。だいたい出品をして数日くらいで、第一陣が売れていく。それで終わりと思いきや、忘れたころに少しずつ売れ、高確率でほとんどの本が売れていく(その間に価格設定は状況に合わせて変動させていく)。

こういった様子を見ていると、けっこう嬉しかったりする。出品して、購入メールがやってきて、梱包をして、発送する。そして発送通知を送る。自分のお店みたいで、なんだか楽しい。

メルカリなどにも興味があり、一度やってみたいとは思っているのだけれど、あいにく私の所有物には、本以外に売れそうなものがあまりない。探したらあるのかもしれないのだけれど、頻度が低いので、なかなか腰があがらない。

7月に入るとすぐに、街の至るところでコンチキチンの音がする。もうすぐ祇園祭なのだけれど、もうそこへの興味は低くなってしまった。ひたすら混雑を避け、暑さを避け、静かな時間を過ごしたい。

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