旅の進め方は難しい


来年が待ち遠しい。




趣味だった旅を封印して、
勉学に励んできたのだけれど、
(うそ。そんなに頑張っていない)
それも終わる◎




ちょうど30歳くらいのときに、
「行きたいところに全部行こう」と決めて、
神社好きの私は、全国の行きたい神社に行った。
あと、松尾芭蕉と西行が好きなので、
2人が歩いた道も、一部だけれど辿った。




出雲、伊勢、熊野、沖縄、高千穂、信州、元伊勢、天河、
厳島、淡路島、日光、鎌倉、山形、松島、吉野、高野山など。




一番好きな行き方は、高速バスにのって、朝現地につき、
朝のまだ靄がかかっているときから、歩き回ることで、
車に乗れないので、公共交通機関をつかって、
日本だったら、だいたいどこでも一人で行ける自信がある。うむ。
(でも、海外は怖くてまったく無理)




そして、行きたい場所には、最初は必ずひとりで行くことに決めている。
人と一緒だと、大なり小なりなんらかの我慢や気遣いをしてしまうし、
それが嫌なわけではないのだけれど、気がそれてしまって、
その場所を、自分を、そこに静かに生まれるなんだかよくわからないものを、感じることができなくなってしまうからである。
しかも、「最初の1回」の感度は、二度と表れてこない。




自分にとって大切な場所、心待ちにしているものこそ、
秘密裏に進める必要がある。




数か月前から、気を付けなければならない。
「一緒に行きたい」と言われては困るから、うっかりしゃべらないように
気を付けてはいるものの、口をついて出てくることがあり、
そのあとのごまかし方が苦しく、相手に「遠さ」を感じさせてしまう。
違う、単に私のこだわりなのだ!と叫びたいけれど、
この時点だと、言い訳に聞こえてしまうので、諦める。




そして、一緒に行くことになど興味がない、と
明らかにわかる人には、心置きなく話ができる。ありがたい。




そして、直前になると、もう予定変更ができないので、
誰にでも、思いっきり伝えることができる。




来年は、北にいくのだ。
あ、あとタイにも行くかも。これは一緒に行く人がいたらの話。

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