一昨日は定期検診の為、半年ぶりに京都へ行っていた。
以前住んでいた家の傍に神泉苑という場所があり、お気に入りの場所だったので御礼参りに行ったところ、3匹のアヒルが集まってきた。台風が過ぎて晴天の京都。持っていった雨傘が少し邪魔にはなったけれど。そして検査の結果、今回は何もなく一安心。だけれども、この半年毎の命の見直しは半永久的に続くのだろうなと思うと考えることもある。この半年、私は不必要なことをせず、時間を大切に使ってきただろうか。この半年はまあまあだったような気がする。
そして、今日は彼岸の入り。明日は十五夜。
彼岸花で歌を詠もうと思い考えていたら、彼岸花が咲いていた。
到彼岸その道の傍艶やかに咲き連なるは血の如き赤
小さい頃からその赤に魅せられた。アールヌーヴォーのような曲線を描くその感じも。曼珠沙華という花名も好きで、でも最近は彼岸花のほうをよく使っている。根には毒を持っているそうで、でもだから赤だというわけではないだろう。
畦道に咲く彼岸花。故郷の風景だ。